さて、今更だが「はやぶさ」について

はやぶさを知らない人向け、トラブルとその対策についての動画。
実際には、「こんなこともあろうかと!」だけではすまない話だったみたいですが、とにかく冗談のような実話。
ちなみに、どの動画もコメントは非表示にしておいた方が良いかと。
 
探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8858782
<完結編>探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力(約20分、ミネルバの話とかが追加されてます)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11058585
 
小惑星探査機 「はやぶさ」 地球に帰還‎ NASA撮影版 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11061029

 大気圏で燃えるはやぶさを見て思い出したのが「G〜雪のように降りしきる彼女の為に〜」の一文
「気が遠くなるほどの長い年月が経ち、すべてが小さな分子に分解された肉体は、なお私を求め続けてくれたその星にたどり着く。それから、音もなく静かに、そう、まるで雪のようにきらきらと降りしきるのだろう。」
 
 個人的にはコレだけでも、かなり良い話だと思ってたんだけど、はやぶさから送られてきた最後の写真みてかなりぐっと来てしまった。
http://twitpic.com/1wh78q
 この写真は、カプセル切り離した後に実施されたはやぶさ最後のミッションだそうです。
 カプセル切り離しで充電していたバッテリー全てを使い果たし、太陽電池からの電源直でカメラを起動し撮影された写真、6枚ほど撮影して最後の1枚に地球がうつっていたそうです。
 この写真を地球に送信している最中、写真が灰色に切れている部分ではやぶさは地球の影に入り、全ての機能を停止、大気圏へと突入していったそうです。
 このミッション、もともと予定にあったわけじゃなく急遽追加されたらしいんですが、その追加理由が「最後にはやぶさに地球を見て欲しかった」って、ロマンチストすぎる。
 この写真を見て頭の中で「Last Letter」がなり続けてたわけですが、こっちは同じ事考えた人が居たようで。
 
はやぶさ最期の映像にLast Letterをあわせてみた
http://www.nicovideo.jp/watch/nm11059156
 
 ともかく、問題がなければ明日にもカプセルの中がわかる予定。